続・便秘の人口

女性の２人に１人が慢性便秘とも
言われているようです。

また、戦前には便秘だった人は
あまりいなかったとされているのですが、
戦後食生活が欧米化して、
食物繊維不足の食生活が原因で
便秘の増加傾向にあることだけは
確かだと考えられているようです。

さらに、現代のストレス社会が原因となって
痙攣性便秘（けいれんせいべんぴ）の
人も増えている傾向があるようです。

便秘とは、まさに現代病といっても
いいところまできているようです。

便秘の人口

便秘とは、直接は命に関わる病気ではないので、
ほとんどの人が医師の診察を受けることなくて、
自己判断であれこれ試してみて、
改善や解消しようとしている病気となっています。

そのため、正確な便秘人口は
分かってはいないのですが、
「女性の２人に１人は便秘」と
よくいわれているようです。

何を根拠にして、
このような数字が出てきているのかは
よく分かりません。

一過性の急性便秘となると、
ほとんのどの人が、
生涯に１度は経験するとされています。

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水分補給の重要性

沢山の水分を、摂っても尿の量が
増えるだけで、便秘には効果がないと
思っている人がいますが、
そんなことは、ありません。

便の硬さや柔らかさには、
水分の量の違いが大きく関係しているのです。

つまり、水分を十分に摂ることは、
便も柔らかくすることに繋がり
便秘を解消するのに役立つのです。

朝起きてから、ミネラルウォーターを飲めば、
それだけで、自然な便意を催すことが出来ますよ。

普段、水分の摂取量が足りないと感じている方は、
意識的に水分を補給することを心がけましょう。

タグ：水分補給

胃結腸反射と直腸結腸反射

便秘の改善には、朝の胃結腸反射と直腸結腸反射の生理現象を利用していきます。

朝、ご飯を食べると胃が刺激されてぜん動運動が始まり、便を直腸に送り出す胃結腸反射が起こります。
便が直腸に行くと直腸が刺激され、便意を感じると同時にぜん動運動も活発になり直腸結腸反射が起こります。
この反射は１日に何回も起こりますが、朝が最も効果があります。

トイレを我慢することを続けていると直腸結腸反射が弱くなり、直腸まで便が降りてきているのになかなか出なくなる直腸性便秘や、便を送り出すぜん動運動が弱くなる弛緩性便秘になってしまいます。
まずは朝食後にトイレに向かう習慣をつけましょう。

便秘関連の知識・都市伝説

便秘迷信集

1.痔になっている時に便秘状態だと痔に悪影響なので下剤を飲むべき。

生活習慣の改善を行ってから下剤の使用を考えましょう。

2.よく便秘になる人は大腸がんになる可能性が高い

厚生省によって否定された。
（他にもガン関係には食物繊維をとると大腸ガンになりにくく、脂肪を多く取ると、乳がんになりやすいなどの根拠の無い話が多い。

3.宿便

宿便（直腸内にこびりついてはなれないでいる便。取ってやらないと痩せられないなどの話がある）という物は無い。医学用語ですらない。