便秘を放っておくと [症状]

便秘を我慢して放っておくと、どうなるのでしょうか。
便秘は病気ではないと考えられがちですね。
いつか治るだろうと放っておかれていることも多いようです。

しかし、便秘を放置しておくと、お腹が張って苦しかったり、肌が荒れたりもしますが、それだけでなく、大腸がんや大腸ポリープといった病気の原因にもなりかねません。

実際、便秘から起こる病気としては大腸がん、直腸がん、痔、大腸憩室炎などが挙げられます。

大腸憩室炎とは、少ない便を無理に送り出そうとして圧力がかかったため、大腸の壁が袋状に飛び出してしまう病気です。
そこに便が溜まって炎症を起こしたり、大出血したりすることもあります。

そして、大腸がんの発生の可能性です。
排便時に鮮血が見られたとして、痔だろうと自己判断して放置しておくのは大変危険です。
ほとんどの場合は、痔であるという結果になるようなのですが、大腸がんの可能性も疑って、きちんと検査を受けることをおすすめします。
また、便が腸内に長くあると、ガスと同時に活性酸素も発生してしまいます。
これは腸の細胞を刺激し、変性させ、腸内のバランスを崩してしまいます。
腸内細菌は免疫にもかかわっていますので、便秘の為に免疫力が落ち、がんが発生しやすくなるという考え方もあるようです。

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